かに-ざ【蟹座】

蟹座について

12星座占いにおける蟹座には、6月22日~7月22日生まれの人が該当します。蟹座は、黄道十二宮の第四番目に当たり、巨蟹宮に相当している星座です。6月21日の夏至の日辺りから大暑と呼ばれる7月23日の間まで、その領域に太陽が留まることになります。蟹座はその期間から、まさに熱い人間性を持ったタイプが多く、また精神的に成熟かつ早熟なタイプの人が多いと言われています。また、蟹そのものの性質から、基本的に自分のリズムや環境を大切にしつつも、時と場合に応じて攻撃に転じる強さも持っているとされます。四大元素で言えば水に関係しており、情やコミュニケーションを大切にします。各サインの区分で言いますと、第二区分での性別は女性、第三区分での活動性質(クオリティ)は活動をそれぞれ表しています。一般的に、同じ水のサインに分類される蠍座や魚座の人とは相性が合い、山羊座の人とは摩擦を起こしそうです。

蟹座の人でよく見られる性格や傾向:男性の場合

自分自身のことを第一に考えつつも、場の空気を読んだり他人に気を使ったりと、円滑なコミュニケーションを図ることができるバランスの良さを持っている傾向にあります。さらに、自己主張を抑えることもでき、特に男女関係のいざこざの際には聞き役に徹して上手く解決することもできます。蟹座の男性はどちらかと言えばロマンチスト、センチメンタリストといった、雰囲気を重視する傾向が見られます。精神的なつながりを深く求めることから、男同士の友情でも恋人との愛情でも育んでいくのに時間を要します。関係が深まると、蟹座の男性は献身的な面を大いに発揮してくれるでしょう。それなのに、いったん衝突してしまうと一気に離れてしまう難しい性格の一面も持っています。

蟹座の人でよく見られる性格や傾向:女性の場合

嫉妬深く、所有欲がひと際強い性格の人が多い傾向があります。元恋人が自分よりも先に新しい恋を見付けた場合などは、烈火の如く怒りを表したりするでしょう。交流も狭い範囲では満足せず、異業種や異文化の人とも多くの関係を持とうとするでしょう。直感が強烈に鋭くなるときがあり、他人の嘘や隠し事、その本心を言い当ててしまい縁が切れるケースもありそうです。管理能力に優れているので、人を使う職種やグループのリーダーのポジションに就くと、その能力が大いに発揮されて活躍できるはずです。第三デーカン(デーク)にあたる7月12日~22日生まれの人は、嫌なことがあれば空想や妄想に逃げる傾向がありますので、現実に引き戻してくれそうな友人を持っておくと良いでしょう。