けっこん-せん【結婚線】
結婚線とは
結婚線は、小指のすぐ下、手の脇部分にある線のことを指しています。結婚線を見ることで、その人が結婚するタイミングや結婚生活がどういうものになるのか、ということが把握できるとされています。ただ、いつごろ結婚するのかを知ることができますが、何月何日といった明確な時期まではわからないと言われています。結婚のタイミングを推測する方法としては、小指の根本から感情線までの間のどの位置に結婚線があるかを見ていきます。このとき、感情線に近ければ近いほど婚期は早く、小指の根本に近付くほど婚期が遅くなると言います。基本的な見方として、小指の根本から感情線の間を「10」とすると、その半分になる「5」の位置は男性なら「35歳」、女性なら「28歳」と想定されています。つまり、半分の位置よりも下寄り(感情線側)なのか、それとも上寄り(小指の付け根側)なのかを判断し、婚期を占うことになるのです。
結婚線の見極め方
結婚線を見ると、その人の結婚後の生活も把握できます。例えば、次のような結婚線のパターンがあったとしましょう。
まっすぐハッキリとした結婚線
くっきりとした太い結婚線は、とても幸せな結婚生活を送ることができる暗示とされています。誰からも羨まれるような、充実した結婚生活となるでしょう。
結婚線の先端が分かれている
結婚線の先端、つまり手の平の外側に近い方の線が分岐していて、先に進むにつれて1つに繋がるような場合、結婚して家庭を持つまでの間にトラブルがあることを表しています。身内から理解してもらえなかったり、いざこざがあったりと、頭を悩まされることが多い結婚生活になるかもしれません。
結婚線の終点が分かれている
逆に終点の方が分かれている場合は、パートナーになる相手との肉体的な関係が減少する恐れがあります。マンネリに陥りやすく、結婚生活が長くなればなるほど、トラブルが起こりやすい傾向があります。
結婚線の向き
結婚線が下向きになっている場合、結婚生活は全体的に悪い方向へと向かう可能性があります。長続きしないかもしれません。逆に上向きになっているのなら、結婚生活に期待が持てるでしょう。運命の相手と結ばれたと言って良いでしょう。
結婚線が感情線に付いている
結婚線の先端が感情線に付いている場合、夫婦間のトラブルに注意しないといけません。特に感情的になるトラブルが起こりやすく、そのときの心理状態によっては即離婚となる可能性も捨てられないとされています。
結婚線は変わりやすい線
ただ、結婚線が短い、薄いなどと悩む必要はありません。結婚線は手相の中でも、割と変わりやすい線だとされています。「こんな結婚生活を送りたい」と強く念ずること、理想を掲げることで、徐々に結婚線が変化していくでしょう。手相を意識して変えるだけでなく、マーカー(マジック)などを使って書き足すのもいっとき世間でも流行ったように、有効な手段なのです。理想とする結婚生活に近付けられるように、結婚線を描いてみましょう。
例えば、素敵な2人の異性に巡り合いたいなら、結婚線を2本書くのが良いと言われています。2本の結婚線の間隔が狭くて同じ長さであれば、同時期に2人の異性と出会えるということです。2本の線を書き足すことでまずは出会いを演出した後、本当に自分を幸せにしてくれるのはどちらかを選ぶのもひとつの方法と言えます。また、薄い結婚線が何本もある場合は、どれもピンとこない恋愛になりますが、マーカーで太くハッキリと書くことでその結婚線を有効にすることができます。
また、婚期が近付いてくると、結婚線が赤くなる傾向があります。そんなときは、身近にいる異性に注意をいつも以上に払うと良いです。変化の激しい線なので、こまめに結婚線をチェックして婚期の知らせを待ってみてはどうですか。
稀に結婚線がない人、結婚線がほとんど見えない人もいるようです。これは結婚の可能性がないというわけではなく、現段階で自分に自信が持てていない証拠です。異性に対する恐怖心があったり、消極的で自分をアピールすることができなかったりする人に見られる手相なので、まずは自分の長所や魅力を引き出すこと、自信を持つことから始めましょう。
このように、結婚線の濃さや伸び方、長さなどを見ることで、その人の結婚運や結婚の考え方、方向性などがわかるのです。