おうし-ざ【牡牛座】

牡牛座について

12星座占いにおける牡牛座には、4月20日~5月20日生まれの人が該当します。牡牛座は、黄道十二宮の第二番目に当たり、金牛宮に相当している星座です。穀雨と呼ばれる4月20日辺りから小満と呼ばれる5月21日の間まで、その領域に太陽が留まっています。星座を構成する星の中に、アルデバランと呼ばれる一等星の明るさを持つ恒星があります。また、牡牛座のすぐ東に見える散開星団はプレアデス星団と呼ばれ、肉眼でも見えることから最もよく知られている星団のひとつとされています。四大元素で言えば土に関係しており、高い精神性や忍耐力、思考力などを象徴しています。各サインの区分で言いますと、第二区分での性別は女性、第三区分での活動性質(クオリティ)は不動をそれぞれ表しています。一般的に、同じ地のサインに分類される乙女座や山羊座の人とは相性が合い、蠍座の人とは摩擦を起こしそうです。

牡牛座の人でよく見られる性格や傾向:男性の場合

牡牛のイメージから、とにかく猛々しいとか荒っぽいとか思われがちですが、実は小心者で野性味に乏しく、むしろ穏やかな部類に入る性格をしている人が多い傾向にあります。即断即決もできるけれど、なるべく時機を見て最大限の結果を手に入れる方法を思考するタイプです。気が長くて忍耐力があるので、待つことを気にしないでしょう。そのため女性との交際期間は長くなる傾向にあり、またなかなか結婚を切り出さないため、女性側からすれば本当の愛を疑うことになり、じれったさやイライラが積もることになるでしょう。ただし、嫌な経験を根に持つ人が多く、忘れた頃に必ずやり返して来る陰湿さも持っています。

牡牛座の人でよく見られる性格や傾向:女性の場合

所有欲が強く、特に他人の物でも欲しがる性格をしています。それは人でも同じことで、他人の恋人を略奪するなどの恋愛トラブルを抱える傾向にあります。望みの物を手に入れるためには、大きな犠牲を払うこともためらわないでしょう。一方で細かいことを気にするので、なかなかゴールまで至れない展開や進行の遅さが見られます。ですから計画通りにいかないことの方が多く、出世にもなかなか縁がないかもしれません。そのため、忍耐強く会社に残り続ける人、独立・起業をする人の両極端に別れるようです。精神面での強さがありますから、少々傷付くようなことを言われても動じないでしょう。しかし怒りを溜め込むので、ある瞬間には爆発を見せることになります。