てんびん-ざ【天秤座】
天秤座について
12星座占いにおける天秤座には、9月23日~10月23日生まれの人が該当します。天秤座は、黄道十二宮の第七番目に当たり、天秤宮に相当している星座です。9月23日の秋分の日辺りから霜降と呼ばれる10月23日の頃まで、その領域に太陽が留まることになります。天秤が示す通り、全体的にバランスを重視する平和志向を持つ傾向にあり、たとえ真実がどうであれ調和を乱す要因は握りつぶすことさえ厭わないこともありそうです。四大元素で言えば空気に関係しており、自分であろうと他人であろうと、能力的に突出したり一人だけ目立とうとしたりすることを好まないようです。各サインの区分で言いますと、第二区分での性別は男性、第三区分での活動性質(クオリティ)は活動をそれぞれ表しています。一般的に、同じ空気のサインに分類される双子座や水瓶座の人とは相性が合い、牡羊魚座の人とは摩擦を起こしそうです。
天秤座の人でよく見られる性格や傾向:男性の場合
基本的に平和主義、安定と平穏を好むので一緒にいて心地良さを感じられる人が多いようです。行動の前にはキッチリとした計画を立てる傾向にあり、イレギュラーも想定していますが、予想の範囲を超えるとアタフタしてしまうこともありそうです。基本的な性格としてサプライズを好まないようですから、その点を面白味に欠けると判断されることもあるでしょう。ただやはり、そのマイナスを補ってもまだ余るほどの安定性は魅力だと言えます。仕事においても、結婚生活においても、波乱が起きない傾向が強いので安心できるでしょう。間を取り持つことを得意とする人が天秤座には多く、交渉事が多い仕事に向いているでしょう。特に10月4日から13日に生まれた第二デーカンにあたる男性は、金星と土星の支配を受けて、正義感あふれる性格になる傾向が強いので信頼して良いでしょう。
天秤座の人でよく見られる性格や傾向:女性の場合
天秤座の女性は、男性に比べて優柔不断なやや色濃く出てしまいがちなようです。また、エゴイストになる傾向にあり、自分の意見の正当性を前面に出して何事にも強引になり、他者を否定することが多くなりそうです。ただ、表面的にはそうであっても、その本心では皆から好かれたいとの思いを強く持っている人が多く、それに気付いてくれる同性や異性には心を許していく傾向が目立ちます。争い事を好まない性格をしている人が多いのは男性と変わりませんが、かと言って自分が100%妥協することもないでしょう。自己防衛の察知能力は高いので、自分になにかしらの悪い影響が降って来そうなときは、どれだけ責任ある立場であっても逃げてしまう弱さも見せてしまいがちです。