No. 19 歳をとって手相が変ったら、同じように運勢も変わってくるの?

はい、変わります。これは手相占いだけではなくて、観相(人相)で運勢を占う場合も同じです。手相や観相って、文字通り相を占う、つまり“手や顔の姿”を元に運勢を知る占い方法です。あなたの手や顔に現れるシワ(スジ)の形を占い師は読み取って、生命線がどとか結婚線がどうとかといった運勢を占うのです。

年齢と共にシワが増えていくのは、ご自身の手を見ればわかることですから説明するまでもありませんよね。手相から運勢を占う際の五大線、つまり生命線・結婚線・運命線・感情線・知能線の位置だったり形だったりは年齢を重ねても変化はしません。しかし、その長さや太さ(強さ)、そしてその五大線から根を伸ばすように広がっている障害線などは、増えたり長さが伸びたり年齢と共に変化していくのです。

そもそも、手相で性格や才能を占ったとして、生まれたときからすべて決まっているなんてありませんよね。性格は育った環境や人間関係といった後天的な影響を受けますし、才能は自分の努力や意欲によって伸びていきます。だから手相から運勢を知るのなら、定期的に手相占いを受けてみることをオススメします。そのときの手相から最新の運勢を知る、これが大事じゃないでしょうか。余談ですが、「手にマジックや油性ペンでシワやスジを“書く”ことで運気が変わる」と唱える人がいます。これが観相でしたら、化粧によって相手に与える印象が変わるのと同じように、運勢が変わってくることも考えられます。しかし手相の場合、そもそも他人に見せるものでもありませんから、単なる自己暗示レベルでしかありませんから意味はないでしょう。無駄な努力です。