しちせき-きんせい【七赤金星】

七赤金星について

七赤金星九星占いにおける星のひとつで、西暦年を9で割って4の余りが出る年が該当します。象意は池や湖、沼など。穏やかで湿気の強い本質を持ちます。ですが表に表れる部分は決してジメジメしているわけではなく、むしろ明るく開放的な印象があります。七赤金星の年にはセンセーショナルな出来事が起きたり、大きなイベントが開催されたりすることが多くなります。その反面、隠されていたものが暴かれ、不正や汚職、悪事が明るみになりやすい側面もあります。その他、方位は西、時間は夕方の17時から19時、月は9月、色は白、といった属性があります。他星との相性は、相生が一白水星・二黒土星・五黄土星・八白土星。相剋が三碧木星・四緑木星・九紫火星。比和が六白金星と七赤金星自身になります。

七赤金星生まれの人に多い傾向

第一印象は星の傾向をそのまま反映した明るい性格の方が多いと言えます。おしゃべりで気さくで社交性が高いのが特徴。きっかけさえあれば誰とでも仲良くなることができ、また人の輪の中で魅力を発揮するタイプです。その一方、内心も象意どおり、割とウェットな面があります。他人にされた嫌なことをいつまでも根に持ったり、小さなことをくよくよ悩み続けたりします。また一度苦手意識を持った物をなかなか克服できません。さらに、周りの人からは「あの人は明るくて気さくで、悩みなんか無いのでは」と思われがち。その扱われ方に苛立ったり、相手の態度に失望したり、時には突然激怒したりすることも。意外と気苦労が絶えない傾向にあります。

七赤金星生まれの人によく見られる特長

人を楽しませる優れたエンターテインメント精神の持ち主。決して口がうまいわけではありませんが、独特の雰囲気と愛嬌で周囲のムードメーカーになります。共感能力に優れているのも特長。友人が喜んでいれば一緒に喜び、悲しんでいれば一緒に悲しむことができます。目上の人にも気に入られやすく、窮地に立たされた時には必ず誰かが救いの手を差し伸べてくれます。会社で出世しやすいタイプと言えるでしょう。物選びのセンスに優れている人が多いのもポイント。衣服やアクセサリーのチョイスだけでなく、皆で遊ぶ際の場所決めや店選びなどの際にも能力を発揮します。

七赤金星生まれの人によく見られる欠点

一貫性がなく、意見や態度がその時々でコロコロと変わるため、人から信用されません。決して悪気はないのですが、自分で言ったことをすぐに忘れてしまうため、周りから嘘つき呼ばわりされることがあります。コツコツと努力を継続させるのも大の苦手で、辛いと思ったらすぐに投げ出してしまうため、皆で協力して長期的な計画を実行している際にひとりで責任を放棄して迷惑をかけてしまうことがあります。また異性関係でもトラブルを起こしがちです。また浪費癖があり、財布にお金が入っているとすぐに使ってしまい、中には借金を膨れ上がらせてしまう人も。人から信用される一貫した行動を心掛けましょう。